多彩な窓から四季を感じる2階は、穏やかな光あふれる家族みんなの憩いの場。
1階はご主人が趣味のバイクに没頭できるインナーガレージと主寝室。
限られたスペースを有効活用するために、「抜ける」「透ける」視線の工夫が満載の家です。

奥様からの要望だったご主人のためのバイクガレージ。そこで建築家はご主人だけの趣味スペースとして切り離すのではなく、玄関からのアクセスを確保したり、ソファーのあるバイクギャラリーとして家族の日常を彩る空間に仕上げました。
リビングから子ども部屋のハイサイドライトを見上げると、視線が空の向こうに抜けて開放的に。キッチンやダイニングの窓からは山の稜線や朝日が見えます。2階全体の視界を横に広げるテラスの開口部も逸品。窓の「抜ける」工夫で面積以上の開放感を叶えました。
2階のハイサイドを開けると1階から心地よい風が通り抜けます。窓は明るさや借景といった「光」だけではなく、「風」が抜ける通り道にもなります。

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